おくさまのすてきな暮らしっぷり。

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男たちの大和。

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レディースデーの昨日、やっと見ました。

絶対に泣くと思いスッピンで快速にて一駅向うのマイカルシネマへゴー!

邦画をスクリーンで見るのは久しぶり。
『スパイゾルゲ』を見て以来。
基本的には邦画は映画館で観ない主義。
だからといって洋画通でもないんやけども・・・
戦争映画が好き。
史実をベースにした映画の人間ドラマを観るのが好きです。
とっても不謹慎なんやけど、火薬を沢山使っている映画しか観ない。

ってことで、やっと見たんですが・・・

それほど泣けませんでした。
スッピンでちょっと気合入りすぎだったのかもしれません。

老若男女30名ほどで一個団体的に中央後方の席についてました。
早い段階で泣いてらっしゃる方が多かったです。

見初めから沈む大和と運命を共にすることを知っているからこそ少年兵たちが大和に乗り込むシーンから尊い何かを感じました。
彼らの言動のちょっとしたことでもいとおしいほどでした。


正しい戦争なんてないと思ってます。
百歩譲って戦争しなければならなかった事情もあるんだろうけど・・・
それでも、始めた戦争を終結する術すら知らなさすぎた。
世界の時代の流れにも世界そのものも見えていなかった。
間違った方向へ流れてしまった時代だったとも思います。
それでも・・・
その戦争の時代に、親、兄弟、愛する人のために一生懸命生きて戦って散っていった人たちの姿は尊いと思います。
今日の平和のためのたくさんの犠牲・・・
死ぬまで戦うなんてそんな台詞を若者達に言わせなければならない時代をもう絶対に繰り返しちゃダメだと強く思いました。

でも・・・
この映画・・・
強く迫ってこなかった。


もうずい分前の映画ですが・・・
中井貴一殿や中村トオル殿や近藤マッチ殿が出演なさっていた『戦艦大和』。
何度か地上波で放送されたのを見ました。
大和出撃前夜の人間ドラマは登場人物たちの胸の内を掘り下げ味わい深い骨太な人間像が描かれていたと思います。

『男たちの大和』を観ていて所々、『戦艦大和』のシーンや心に深く残っていた台詞が思い出されました。

艦内での主要登場人物たちの人間ドラマに屈折した思いや苦悩や覚悟なんかをもっと深く描いて欲しかったな。
長島ジュニア殿演じる臼淵大尉のお言葉をもう少し活かせなかったのだろかとの不満もありますし・・・
ちょっと登場人物を絞りきれていないからか男たちに感情移入が出来ませんでした。

そんな感じで大和が沈んでも哀しさで体が熱くなるだけで泣けませんでしたが・・・
母ひとり、貧しい暮らしの中でたった一人の息子の帰りを待っていた余貴美子様が大和と運命をともにした息子の最期を訪ねてきた生き残りの神尾少年兵に聞き、田園風景を背に神尾少年兵に放ったひと言に、どば~ん!と苦く熱い深い哀しみがあふれてきました。

おくさまも子供がいれば彼ら少年兵の年頃。
少年兵の母を演じた高畑淳子様や白石加代子様の存在感が印象深かったです。

大和と運命をともにし、散った人たちの無念さと生き残った人たちが背負った戦後・・・
ラストの仲代達矢殿の言葉が重かったけどホッとしたりもしました。

戦闘シーンの映像技術は圧巻でしたし当時を再現したセットや小道具などは素晴らしかったと思いましたが邦画のスクリーンでは日本の自然の美しさをもっと求めちゃうんですよね。

なんか、この映画には色々と求めすぎてしまいました。

相方のお土産にパンフレットを買いました。
800円也です。お値段聞いて高い!と、思いましたけど・・・
昨夜、パラパラとめくりながら見たんですが1000円也で見たスクリーンの中のシーンよりもとっても素晴らしいなと思ってしまいました。
原作を読みたくなりました。
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Commented by chacha-tida at 2006-02-23 18:31
おくさま、私もちょっと前に見に行きました。
絶対に沈まない大和、、を信じて乗り込んだ少年兵たち。
戦争のシーンは苦手でした。怖くって。。。
でも母親とのシーンは、やはり泣けました(鬼嫁にも涙です)
母親に自分を重ねても、私はあんなに凛とできないなあ。

沈没した場所に行くシーン、船酔い寸前でした。情けないっ!
Commented by nanana0909 at 2006-02-23 19:00
だよね~オイラも同じような感想。
あの戦闘シーンだけに力を入れてるなぁ・・・って事が印象に残っただけだった・・・
>田園風景を背に神尾少年兵に放ったひと言に・・・
ってトコは同感。やるせないなぁ・・・と。

ちなみに相方は広島県人なので感慨もひとしおのようで・・・
おまけにパンフも買って家に帰ってしばらく眺めておりました。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-23 19:18
☆chacha-tidaさんへ・・・
最前線の戦闘シーンって好きなんですよ。
映画として見るという意味でってことですけどね。
おくさまも母親だったとしたら行くなって言葉をかろうじて飲み込んだとしても泣いてすがってしまいそう。

沈没した場所へ行くのに乗ったあの船だと間違いなく酔いそうですよね。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-23 19:28
☆nanana0909さんへ・・・
大和にはなぜだか憧れのような気持ちがあるのです。
映画としては技術にこだわりすぎたって気がします。
で、人物に深みを感じられませんでした。
もう少しじっくりと人間ドラマを描いて欲しかったなってちょっと残念です。
涙がどうしても流れなかったんですよ。
でも、色々あの時代のことを考える事も出来ましたし・・・
余貴美子さんのあのひと言は忘れられません。やるせないですよね。

このパンフ、値打ちありますよね。
そうでしたね。相方様は広島県人でしたね。
尾道に凄いオープンセットがあるそうですよ。
うちの相方も昨夜パンフを黙って眺めてました。
Commented by boro2n at 2006-02-23 19:44
男のドラマってかんじですよね。
男の汗っ、好きです♪
えっ、マッチが昔出ていた? 
マッチファンだったのに知らなかったなぁ・・・(^^;
Commented by pinko_okusama at 2006-02-23 20:13
☆boro2nさんへ・・・
男の汗っ、おくさまも好きっす♪
マッチファンやったんですか^^。
おくさまからすればマッチは愛息子ですね。
マッチが出てたのは1990年の作品です。
抱えているものが重い役でしたよ。
マッチで号泣しちゃいましたからね。
Commented by 翔子 at 2006-02-23 23:06 x
最近映画館に走れない・・・観たのですね・・大和!
で、男達は誰が出ていたと?もしかしてこれ、あたしはピックアップしたようなしてないような・・・これも捜査せねばならんのか・・
↓の焼き紅鮭、にぎりめし、美味そ。マジで唾液が出てきたぜ!
Commented by okamemo at 2006-02-24 08:53
おくさま、こんにちは♪
ついに観てらっしゃったのですね〜。でもちょっと期待したほどではなかったのか〜。そういうのってたまにありますよね。最近でいうと、私も『解夏』を観た時がそうでした。ティッシュ用意して観たけど、あれれ?みたいな。
それでも「大和」、お話としては気になるところです。映画だとキャストが豪華すぎて、負けちゃうんですかねえ。それでも、母のシーンは観てみたいな。好きな女優さんばかりだし。
パンフこそ、買う価値あり!な感じなんですね〜。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-24 10:35
☆翔子さんへ・・・
走った。スッピンでね。お化粧していっても問題なかったのよん。
男達はね、期待しないほうがいいかも・・・
ってか、お若い男性はおくさまは皆同じ顔に見えますからねピックアップどころか誰が誰だか・・・。
戦場へ向かうとなるとどうしても『ブラザーフッド』のウォンビン思い出しちゃって・・・
あの眩しいほどの純粋さを帰りの電車で思い出しちゃった。
もうちょっとじっくり男達を描いて欲しかったなぁ~。
でも、おくさまは山田純大殿(杉良太郎殿のご子息様)で危うく泣けちゃう所だった。

にぎりめし、唾液でも涎でもなんでも出してくれっ!
Commented by pinko_okusama at 2006-02-24 10:46
☆okamemoさんへ・・・
おかめちゃん、こんにちは!
元々邦画にはそれほど期待しないんですよ。
でも、技術にこだわりすぎて人間ドラマが今ひとつ迫ってこなかった。
もうちょっと人間をじっくり描いて欲しかったので少々物足りなさが・・・
CGとか使わない日本の自然の美しさだってもう少し映像で表現できたはずなんですよね。
それをパンフレットが補っていたって感じがしないでもありません。
パンフレットはなかなかですよ。
余貴美子さんはおくさまは大好きな女優さんの一人でしたから
日本の田園風景をバックにスクリーンに登場した瞬間に鳥肌が
立ちました。台詞も凄かったし存在感がすごかったです。
『解夏』って物語のその設定だけでも泣けそうなのにね。
映画のスクリーンには強引でもいいからドラマチックさも求めちゃうんですよ。
自分の性格が災いして泣けなかったって感じでした。
Commented by 小春 at 2006-02-24 12:57 x
お久しぶりです♪
この映画、火薬の量が少なかったんですね。残念でした(笑)
火薬の量といえば、今月はじめに見に行った『Mr.&Mrs.スミス』は
半端じゃない火薬が飛び散っていましたよ。
それにアンジェリーナ・ジョリーが、かっこよかったー。
ビデオ化されたら是非どうぞ☆
Commented by kndkm623jp at 2006-02-24 13:06
ワタシも観たいのですが、未だ行けておりません^^;
最近、心から泣ける映画を観てないので期待していたのですけど。。。
おくさまの強く迫ってこなかったという感想を聞いて、こりゃまた見送りになりそうです。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-24 13:56
☆小春さんへ・・・
こちらこそご無沙汰しました。
火薬の量はそこそこでしたけど戦闘シーンがプライベートライアンとかパールハーバーとかを意識しすぎたって感じがぬぐえません。
『Mr.&Mrs.スミス』これこれ、アンジェリーナ・ジョリーってスクリーンで観たことないから見たかったんだぁ~。
ビデオ絶対に借りる。飛び散る火薬・・・ワクワクしてきた。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-24 14:03
☆kndkm623jpさんへ・・・
皆さん早い段階で泣いてましたけどもう少しドラマチックな人間模様を描いて欲しかったなというのが正直なところです。
戦争にお涙ちょうだいの美談も戦場にヒーローも決して求めませんが
あの頃を生きた人たちはもっと重いものを背負っていたはずなのに
その辺りをじっくりと描いて欲しかったなと思いましたので涙が流れてこなかったのです。
強く迫ってくるはずの台詞がさらっと流れちゃったのがちょっと好みじゃなかった。
でも、悪い映画ではないですよ。
心から泣ける映画・・・おくさまも最近見てないなぁ~。
Commented by michirudesu at 2006-02-24 18:35
このごろ映画から少しご無沙汰してます。
フト気がつけば自分の息子が少年兵の年頃。
わが身のあり方すらまだまだよくわからないようなその歳で、国家のすら背負わなければならない彼らの心中はどんなものだったのか。
それから親の気持ちはホントのところどうなのか・・
おくさまが書いてる『ひと言』というのが、どういう言葉だったのか大変気になります。

あの映画で反町さんがかきまわしていた大鍋は、ウチのところの給食センターが以前使っていたものだそうで、私ってアレで作った給食を食べていたのかも・・・
     それがどうしたって言われそうですが・・・。
Commented at 2006-02-26 07:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-26 13:45
☆湖知流さんへ・・・
まだ国家の恩恵すら受けてもいない年頃の少年兵ですものねぇ。
生きたかったと思うし親だって絶対に死なせたくなんてなかったと思う。
大和の生き残りだけでなく、あの戦争で戦い戦場で失った仲間たちや銃後の大切なひとたちを失った方々が戦後、あの『ひと言』の思いをずっと背負って生きていたんだなって見た後からそう思いました。

大鍋、そんな経緯があったんですね。
湖知流さんの給食の懐かしい思い出もよみがえってきたことでしょうね。
Commented by pinko_okusama at 2006-02-26 13:46
☆kndkm623jpさんへ・・・
楽しんでってね。いってらっしゃい!お帰りお待ちしてますね。
お土産に期待が膨らむ。
by pinko_okusama | 2006-02-23 18:02 | おひとりさま映画鑑賞。 | Trackback | Comments(18)

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