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おくさまのすてきな暮らしっぷり。

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すったもんだしていました。

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まさかもう8月?ってほどの夏空が広がっております。めっちゃ暑いですがすごく気持ちがいいです^^
早くに梅雨入りしたのに梅雨らしい雨が降ることもなく水不足が心配になってきました。窓を開けるとなんだか砂っぽい感じがします。まるで砂漠にいるかのようで、おくさま、ひからび気味でございます。

昨夜はエアコン入れました。寝ようとしても寝苦しくって。タイマーかけて1時間ほどですが気持ちよく寝入ることができました。節電心がけたいし、まだ6月も半ばなのに、けど、こう暑いと・・・それにしてもエアコン入れると気持ちがいいですね。エアコンって、いいお仕事してくれますね。ほんのちょっぴり贅沢ぶっこいちゃいました。

おくさまは5月の後半、相方が連日連夜午前様でしたので、5月分の暮らしっぷりとお絵描きしたのをブログで更新することができたので6月の初めごろは家事はそこそこゆる~くこなしつつ梅雨時のお絵描きに夢中になりながらすてきな暮しっぷりをちんたらちんたら楽しく過ごそうと思っていたのです。

ところがどっこい。

思いもよらない出来事がいつなんどき起こってくるかわからないのが五十路を生きる女の人生なのでございます。


相方がまたとんでもない病魔にいきなり襲われました。人生最大の男の大ピンチに立たされ大騒動をひっくり返しました。その大騒動におくさままでもが巻きこまれるってのが夫婦の宿命とでも申しましょうか・・・

すったもんだのこの半月、相方にさんざん降り回される日々をじっと耐え忍んでおりましたおくさまはへとへとでございます。正直、精魂尽き果てました。

そんなわけで、今日はブログに相方が患った病気とその事の顛末をたとえどんなに長文になろうとも(笑)、きちんと、書き残します。

あらかじめお断りしておきますが、これから書き残そうとしている事実関係はちびっこたちや若いお嬢ちゃま方にとりましてはもしかしたら不適切かもしれないかもしれませんので(って、まわりくどくってごめんちゃい^^;)・・・
そのうえ、かなり、デリケートな領域に踏み込むようなおはなしになっちゃいそうなので大変恐縮なのですが・・・
大人の女性のみなさまにとっても大人の男性のみなさまにとっても何かのご参考にでもなれば幸いと思い、筆をとりました。筆?・・・



発病当日。

5月30日木曜日。相方は休日。何日も前から連日連夜の不摂生が続いていた相方はこの日も午前様でご帰還し、リビングのソファーで力尽き、おパンツいっちょうでソファーで寝ねちゃって、朝方目覚めて休日なのをいいことに寝室まで這って来てまたベットで2度寝してお昼前ごろ起きてきました。

ほんの些細なことからこの世の終わりのような夫婦喧嘩が勃発しおくさまは泣きちぢりながらちゃりんこでスーパーにお買い物に出て午後3時ごろ帰ってきたら相方がベットで丸まってうなっていました。

5分おきにトイレに駆け込んでいます。「熱出てきた」と震え「もやっとするねん」とたまさぶろうを押さえ脂汗も吹き出てますし、相方ってこんなお顔だったかしら?ってな、明らかに形相までもが変テコ。

実はその夜もなんかの会合があってその流れでまた飲みに行く魂胆でしたがあっさり断り、ベットにもぐり混んだかと思ったら、5分も経たずに「じょぼっ」としたおしっこをしに体を丸めてトイレに入りあっちゃこっちゃをおしっこでぽたぽたと濡らしまくり、耐えがたい悪寒に震えています。異様な光景でした。

タウンページを開き「夜でも開いてる泌尿器科・・・夜でも空いてる泌尿器科・・・」と呪文を唱え出す始末。蚊の鳴くような声で「保険証出して」と言いながら午後6時ごろ背を丸め、たまさぶろうを押さえ、保険証とタウンページを抱え、「どこでもええから開いててくれよ~」とか細いつぶやきを残しながら夕暮れの街へ当てもなくお車でひとり出かけてゆきました。あぁ・・・かっこわるぅ~

突然の残尿感と悪寒とお下がやるせないもやっと感に襲われた相方の苦しむ姿を目の当たりにし、もしかしたら、いかがわしい病気、どっかで、もらってきたんかもしれへんなとおくさまはそのとき、ふとそう思いました。えらいことになってしもたんとちゃうんかなぁ~どうぞ悪いもんではありませんようにとただ祈るしかありませんでした。

約1時間後、相方は隣りの市の泌尿器科を受診してから無事に帰ってきました。普通に歩いておしっこも普通に出るようになったようでした。表情はまだ硬いですが。

「座薬入れてもらったら、もやっとした感じが治まったよ。おしっこもちゃんと出るようになったよ」と、ホッとしていました。「点滴撃ったら、熱も下がったし、腹減った」とおっしゃるのでひとまずはごはんにしてあげました。お昼に食べなかったカレーを温めちゃりました。

ごはんのあと、出されたお薬を飲んでいる相方に何のご病気なのか聞きました。

「白血球が異常に高いんだって、炎症、起こしているんだって」と言うのでどこが炎症?と聞きました。

「前立腺にバイ菌が入ったんだって」

急にお声が小さくなった。そんな大事なとこに何のバイ菌が入ったの?なんで?まさかいかがわしいのんとちゃうよなぁ~と聞きました。

「それやったら膿が出るそうだよ。医者に聞いといた」

またお声が小さく聞き取りにくい。なんで、ひそひそばなしなのよ^^;

「ちょっとまた熱出てきたから熱下げる座薬を入れてもう寝る」と言って相方は座薬を自らの手で入れて寝ちゃいました。

まぁ、その日はまだまだ具合が悪いようでしたのでこんなときに尋問してもなんなので事情聴取はもう少し症状が良くなってからにしようと思いました。それにしてもそんな大事な部分が炎症って、治るんだろうか。

この日の泌尿器科でのお支払いは、検査、点滴、出されたお薬、合計6500円でした。ちなみに出されたお薬はレボフロキサシンとかってお薬他。


発病翌日。

金曜日。朝起きてきた相方は「36度も熱ある」と大パニック。平熱が35度ちょいの相方にとって36度は明らかに発熱です。気分も悪そう。ひとまず朝出社してから病院へ行って点滴撃ったんですけれど、体がすごくだるいと言って帰宅後寝込み会社はお休みしました。
午後から少しマシになったので近所の馴染の接骨医で500円を支払って50肩の治療のリハビリ受けました。
夜になってだるくなってきて、またしても悪寒をぶり返し発熱。38度5分。げっ!あまりの高熱に気絶寸前。慌てて寝室のベットに入ったので大丈夫かと心配したおくさまは相方の傍に寄って行ったら「これから座薬を入れたいから、あっちに行ってくれ!」と邪魔者扱いされました。ハイハイわかりました。と^^寝室から出ておくさまはその夜はリビングのソファーで寝ました。めっちゃ、気、遣う・・・

この日、おしっこの検査と点滴とで泌尿器科へのお支払いは1030円。


発病3日目。

土曜日。とりあえず出社し、会社に許可貰って泌尿器科で点滴を撃ってもらったら少しマシになってきたみたいで午後からは出社。夜まただるさと熱っぽさに襲われ座薬を突っ込んで早めに寝てました。「座薬入れるの、慣れてきたよ」と、余裕も見うけられましたがそれでも夜中は無意識にたまさぶろうを抱え込んで背を丸めて難しい顔つきで眠っている姿が見られます。やっぱりまだまだつらく不安定なんでしょうね。ちょっとかわいそうでした。

この日、おしっこの検査と点滴とで泌尿器科へのお支払いは1130円。


発病4日目。

日曜日。稼ぎ時でお仕事でございます。症状はだいぶん和らいできたようで体温計でお熱を測らなくなったのでお熱もそれほど出なくなったのでしょうね。でもまだお顔つきが不機嫌そうなのでまた具合が悪くならなきゃいいのになと気を遣いました。その夜、少し機嫌よく帰宅したのでいったい、病名は何?と相方に事情聴取を開始。

「前立腺炎という病気なんだって」

へぇ~・・・そんでなんのバイ菌が入ったん?と続けて尋問。

「あのな、尻の穴に指を入れる検査をしてもらったよ」

げろげろっ。ってか、そんなことは聞いてへんのですけれども、もしかして四つん這い?

「ちゃうちゃう、診察台で、こんな格好をさせられた」

わぁ~!そんなあられもない格好をソファーの上で再現せんといてください。

えらい姿をみせられちゃってこっちがショックだよ。いらんことを聞くんじゃなかった。

そういえば、おくさまも膀胱鏡検査を泌尿器科で受けた時、あの診察台にはびびりました。女性の婦人科のんと同じような診察台でそんなのに乗る初めての男性やと抵抗あるやろなぁって思ったし。
泌尿器科って人生観180度変わっちゃうほどの検査を受けざるをえないってな抗えない運命が待ち受けてもいるところでございますでしょ。泌尿器科に掛かるってのはなんかせつないもんがあるよなぁ~って溜め息、出ちゃいました。
男性も男性特有のなんらかのデリケートな悩みもあるんだろうなぁ。お下系の病気に罹っちゃったりなんかすると、なんだか、哀しいものがあるような気がして・・・男性もちょっとかわいそうなところもあるなぁ~って思ったら、おくさま、男性のデリケートで哀しい痛みに寄り添ってあげられるような女性になりたいなと思ちゃいました。

「前立腺に炎症起こしてなかったら検査はそんなに痛くないそうなんやけどオレやっぱり痛かった。炎症起こしてるんやろなぁ~」

不摂生ばっかりしてるからやん。体のどっかに炎症起こすってことは自分の体が悲鳴を上げてる証拠。去年の夏かって、ずっと不摂生が続いていて扁桃腺が炎症し続けたまんまやったから扁桃腺膿瘍ってな大惨事なことになって入院騒ぎして、今年もまた不摂生が続きまくってる最中に前立腺が炎症やもん、相方はちょっと上と下とのおち○ち○の付近、要注意やで。そこ、弱いんやろなぁ。

「それにしても、いきなり、しっこ出らへんし、もやっとしてどないもこないもやし、寒気に高熱やし、まいったで。今夜も座薬入れてもう寝る」

自業自得やんか。でも前立腺炎って突然びっくりするほどの嫌な症状が襲ってくる病気でもあるそうなんですって。大人の男性なら誰だって罹るかもしれない病気なんですって。ってか、何のバイ菌なのかまだ判明していないようでした。けど、どうやら相方はそのことに関しては触れられたくないような感じなんですよね。どこで何してるのかわかったもんじゃないですしね^^;バイ菌に関してはおくさまからはあえて聞かないほうがいいのかもしれませんね。お互いのために・・・いらんとこでもめっちゃ、気、遣うなぁ。

この日、病院は日曜で休診。


発病して5日目。

月曜日。かなり元気に出社。会社で許可を得てから泌尿器科を受診。白血球の数値が落ち着いた模様。せっかくやから、念のため、もう一発、点滴を撃ってもらったそうです。もう大丈夫そうでしたがこの病気はしばらく抗生物質を続けて飲んでおいたほうがいいそうです。

この日、お薬が追加されたので、検査と点滴と、合計1520円のお支払い。


発病してから1週間が過ぎた翌日。

6月7日金曜日。初診時の血液検査やらの結果が出るのでこの日、会社の許可を得て営業途中に泌尿器科に受診し、午後は仕事バリバリ。夜、元気に帰宅。

「大腸菌だったよ。大腸菌!」

お声がでかい!帰ってっくるなり何をそんなに吠えてんのかなと思ったら、相方、バイ菌を自白。

なんだ、無罪かよ(笑)あぁ、よかったぁ~

身の潔白が証明されて一番ホッとしたのは何を隠そう相方自身だったりもして。やれやれ・・・

ってか、血液検査の中性脂肪の値が1060ってどういうこっちゃ。ちなみに正常値は50~150。


この日、抗生物質のお薬もまたもう少し追加してもらって泌尿器科にお支払いした合計金額は1700円。


そして発病して約半月が過ぎました。

どうやら急性の炎症だったようで、お薬も効いて、順調に回復して今は何事もなかったかのようにお仕事にお遊びに励んでおります。
何がどうって、相方が大騒動を起こす病気の原因って元をたどればたび重なる不摂生が始まりなのです。自分で、相方自身が食べること、飲むこと、遊ぶこと、少しは節制するようにほんのちょっと意識して心得ること、ほんのちょっとの我慢や努力を積み重ねてくれたらだいぶん違ってくると思うのですが・・・

そういえば、発病の日に勃発した大喧嘩のこと、すっかり吹っ飛んじゃったけど、まっ、もうどうでもいいや^^こうやって、解決しなければならないことをうやむやにしてるうちに気付かないところで大きなしこりになっちゃうんですよねぇ~

今回の病気もまた喉元過ぎればってことにならなきゃいいけど。おくさま、もう相方にごちゃごちゃと注意するのも疲れちゃいました。自己管理もできないのならそこまでのひとですし。ご自分の体のことですからご自分の責任でどうぞ、お好きなようにお遊びください。

そんな感じで相方に振り回され精魂尽き果ててしまっていたおくさまにさらなる悲劇が襲ってきました。病気にまつわる悲劇ではございません。お金にまつわる悲劇でございます(笑)まっ、お金にまつわる悲劇というのはお金で解決がつきます。そんな感じのチキンタッタ約100個分の大出費事件が勃発したのでございます。そのおはなしはまた今度・・・



いつもいつも長い長いお話におつきあいくださり、ありがとうございました。みなさまも、お体、どうぞ大事になさってくださいね。
by pinko_okusama | 2013-06-14 19:13 | 五十路を生きる。

専業主婦・おくさまのすてきなはずがすってんころりんな暮らしっぷり。そんなえらいこっちゃでそやけど幸せな日々の記録です。


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